【乗換で5円有利+10万円受取って何?】
■ オプション活用編 乗換技その5
〜FXオプション講座 第24回の2
私は、FXオプションを組み合わせた売買で、2022年度既に400
万円くらいの利益を出しています。
そのやり方や考え方などを、ここで説明させて頂いております。
FXオプションについての基本的な説明はこちらをご覧ください。
参考記事:FXオプションとは
https://han-rei.com/option/
連載のバックナンバー
https://han-rei.com/option/op_use/
FXオプション⇒FXオプションの乗換技「プット売り⇒プット売り」
の2回目です。
★ プット売りでよくある窮地
プット売りの乗換をしたくなる状況は、よくおきます。
まずはこちらの画像をご覧ください。
画像は2022年8月17日・米ドル円134.102円時点のもので
す。
画像1のポジションを保有していたとしましょう。
*画像1の内容
・米ドル円プット売り
・権利行使価格134.25円
・権利行使日8月24日
・保有数量 10万通貨
・ここで決済した時の支払金額:
0.946×10万通貨=94,600円
権利行使日まで1週間とはいえ、米ドル円が権利行使価格を割ってきて
います。
しかも、ここから更に下げるかもしれない。
もしも下げていけば、プット売りポジションの損失が大きくなってしま
う。
・・・といった状況です。
ここで、目先の損失を防ぎたいという気持ちになったとしましょう。
持っている権利行使価格を下げられればいいのになぁ・・・なんて誰も
が思います。
権利行使価格をもっと下げれば、プット売りポジションは損失を出しに
くくなります。
それを可能とするのが「乗換」です。
例えば画像2をご覧ください。
画像1と同日の権利行使日2023年2月1日のプットのプレミアム表
です。
薄赤色の権利行使価格128.50円でプット売りを仕掛けた場合、
2.033のプレミアムを受取れます。
10万通貨であれば203,300円受取です。
これによって、権利行使価格は、134.25円から128.50円に
下がりました。
なので、ドル円がここから2〜3円下げても、それほど心配する必要は
なくなりました。
この乗換、やり方は簡単です。
★ プット売り⇒プット売りの手順
乗換手順は。以下の流れです。
1,保有中のプット売りポジション決済
⇒94,600円支払
2,画像2のプット売りポジション新規作成
⇒203,300円受取
これで完了です。
説明するまでもないかもしれませんが、損益収支も計算しておきましょ
う。
・1の売買: ー94,600円
・2の売買: 203,300円
・合計損益:203,300円ー94,600円=108,700円
権利行使価格が5円以上下がって乗換による損益も10万円以上のプラ
スとなりました。
「権利行使価格が5円以上有利+10万円受取」
・・・ なんか、とってもお得な感じがするかもしれません。
強吉 :\(◎o◎)/!
おいおいおい、なんか凄いお得なんじゃないの?
キヨヒサ:(*^。^*)
ああ、一見ね。
でも、相当得な乗換事例ではある。
特に今はボラテォイリティが高いままになっているので、プレミアムが
高水準で推移しているから、こういう乗換は有利に出来る傾向があるね。
でも、それなりにメリットデメリットがあるから、しっかり把握してお
く必要がある。
次回、その辺詳しく説明します。
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